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こんな時どうする?遺品整理で処分に困る物

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遺品整理作業ででてくる困りごと

所有物が不要になったとき、どのように処分すれば良いのか迷った経験がある人は多いでしょう。自分のものでもそうなのに、他人のものを処分するときはなおさら困ることになります。

 

なぜなら、身内が亡くなったときは遺品整理をしなければならないからです。一般的に故人はさまざまなものを持っているので、単純に廃棄していくわけにはいきません。個別にどのように処分すれば良いのか考えて、適切に進めていくことが求められます。

 

誤った方法で処分すると、トラブルに発展するケースもあるので注意しましょう。むやみに捨ててしまうと、法律に抵触してしまうケースもあるので、事前に捨て方をチェックすることが大事です。

処分はできるが、処分に困るもの

処分しにくいものは、いくつかのカテゴリに分けられます。そして、スムーズに捨てられない理由もカテゴリによってさまざまです。

 

どのような理由があるのか把握したうえで、解決策を検討することが必要になります。以下に挙げるのは、多くの人が困りやすいものなので最初に押さえておくと良いでしょう。

写真(故人が写っているものや故人が撮ったもの)

写真には金銭的な価値はほとんどありません。しかし、故人の想いがつまっているという点ではとても貴重です。そのような写真を捨てることに抵抗を覚える人は多いでしょう。

 

だからといって、すべてを保存しておいてもスペースをとってしまいます。遺族が今後も見たいと思うものだけを残し、それ以外のものは思い切って廃棄しましょう。

 

心情的に難しい場合は、スキャナを利用してデジタルデータとして保存しておくという手もあります。手間がかかるという問題がありますが、写真を送るとデジタルフォトにしてくれる業者もあるので、そちらの利用も検討してみましょう。

現金や商品券(まだ使えるもの)

遺品整理をしていると、多かれ少なかれ現金を発見することになるでしょう。

故人が貯めていた場合もありますし、本人すら置き忘れていたケースもあります。タンスの奥などにへそくりとして隠していることも少なくありません。それらが高額であることもよくありますし、大量の商品券が見つかったというような事例もあります。

 

いずれにせよ、金銭的な価値があるので簡単に処分するわけにはいきません。そもそも現金に関しては、高額なら相続税がかかるケースもありますし、少額だからといって勝手にもらうと親族間のトラブルに発展するケースもあるので注意しましょう。

 

そのため、相続の対象としてよく話し合うことが重要になります。商品券に関しても基本的には同じですが、こちらは金券ショップで現金化することも有効です。大手なら100%に近い金額で買い取ってくれるケースもあります。

食品や調味料(賞味期限切れとそうでないもの)

食品や調味料が残っていた場合、基本的にはすべて廃棄しましょう。

特に期限切れのものに関してはすみやかに処分しなければ悪臭の原因になりかねません。そうなると、自分だけでなく、近所の住民にも不快な思いをさせることになるでしょう。

処分に手続きや簡単に処分できないもの

以下に挙げる品々のなかには、勝手に捨てると不法投棄と見なされるものも含まれています。また、まだ使えそうだからといって、自分の所有物にするとさまざまな不都合が生じるものもあります。具体的にどのような問題が潜んでいるのか考えながら、適切に処分していくことが重要です。

医薬品

医薬品はすべて廃棄することが基本となっています。これには例外はなく、市販だけでなく医師に処方されたものも同様です。いずれにせよ、医薬品の効果は人によって異なります。故人にとっては有益だったものも、別の人が使えば毒になることもあるのです。

 

たとえ新しくても再利用しようと思ってはいけません。未開封なら問題ないと思いがちですが、そのような安易な気持ちが重大な健康障害を引き起こすことも十分にありえます。リスクを踏まえたうえで、すみやかに処分するように心がけてください。

 

ただし、医薬品の種類によっては自分で処分することが不適切なものもあります。不使用の場合は病院や薬局に戻すことがルールになっているケースもあるため、事前に問い合わせておいたほうが安心です。

 

医薬品を投与するための注射器などがある場合も、うかつに処分しようとしてはいけません。感染症にかかってしまうリスクがあるので、やはり病院などに問い合わせたほうが良いでしょう。専門性の高いものなので独自の判断は禁物です。

自動車・バイク・自転車

自動車は一般的に高額であり、相続の対象として扱われることが一般的です。もし引き取る場合は、それも考慮したうえで名義変更を行わなければなりません。所有者がすでに亡くなっているので、一般的な手続きとは少し異なる点があります。通常の書類だけでなく、遺産についての書類なども必要です。

 

廃棄を選択する場合も同様であり、いったん名義変更して自分のものにしてから処分します。また、バイクに関しては廃棄の手続きをするのが一般的です。ナンバープレートから管轄の自治体を判断してそこの役所で手続きしてください。自賠責保険の解約のために保険会社に連絡する必要もあります。

 

なお、自転車に関しては粗大ごみとして処分することを考えましょう。リサイクルショップに売ることも可能ですが、いずれにしても防犯登録を抹消しなければなりません。

趣味で収集した骨董や刀剣

遺品の中には故人がコレクションしていたグッズが含まれていることも多いです。骨董や刀剣は専門業者に査定してもらうと驚くほど高い値段がつくことも少なくありません。すぐに廃棄するのではなく、査定を依頼することも検討しましょう。

 

また、専門家に見てもらったほうが良い理由は他にもあります。独断で所持していると、銃刀法違反の扱いでトラブルになるリスクがあるからです。故人は許可を得て持っていた可能性がありますが、素人ではその判断が難しい場合もあります。刀剣を発見したときは慎重に対処することが不可欠です。

まとめ

以上のように、遺品のなかには処分に困りやすいものが含まれているケースがあります。遺品整理を任されて、そのようなケースに遭遇したら、いったん手を止めてください。そのうえで、これから自分がどのように作業を進めていくべきかよく考えてください。

 

面倒だからといって、いい加減に対応してしまうと、かなり高い確率で後悔することになります。親族間トラブルや法律トラブルに発展してしまうケースも珍しくありません。そのような事態になれば、故人への想いまで良くないものに変わっていまう可能性があります。

 

事前に正しい対処法を把握していれば、これらのトラブルは回避しやすくなるので、少なくとも今回紹介した内容は理解しておきましょう。